義定のペティナイフ

雑感

どこぞの誰か(たぶん、アジア〜アフリカから日本に来た誰か)が置いていったから自由に使って、と親切な秘書さんから貰い受けたフライパンやらザルやらの中に、ペティナイフがあった。

引っ越し直後は何かと入用だ。ありがたく使わせてもらっていた。いかにも大学のまち・京都らしいなあ、と感激もしていたのだが、10ヶ月たった昨日の朝。柄からバキッと折れた。仮にも包丁が、だ。

あっけない。あっけなさすぎる。見るからに安物のナイフだったとはいえ、ブロッコリーの茎で折れるとは。

はて、どうしたものか。今晩の焼きそば(脱線しそうになるが、我慢)。。。

自宅にもある、有次がすぐに思い浮かんだ。が、だ。四条の、しかも錦市場に行く気持ちの余裕が今日はない。しかも若干高くて、ずっと躊躇していたのだ。

いつも通りすがる義定を調べてみると、諭吉でお釣りが返ってくる値段でペティナイフがあった。まあ、いいか。

HPにも書いてあるが、店番のおばちゃん曰く、創業から360年、黄綬褒章ももらっているとのこと。有次なんて1560年(460年!)と書いてあるから、100年、200年が鍛冶屋業界では普通の単位なのかもしれないが、小さな店構えにそれなりのおおきなのぼり。しかも、ラスタデータのロゴを無理に拡大しすぎてギザギザののぼり、だったので入店を躊躇していたが、背に腹は変えられず、さっと入店。さっと購入。

保津川も何かの縁だ。今見ると「手打(てうち)」というのもいい。誰から誰への手打ちなんだ…、というのはさておき。とまれ、話が長くなったし、まだテスト投稿段階なので、ここらで止める。